2010年5月8日土曜日

若手アニメーター育成プロジェクト・募集案内を公開しました

文化庁平成22年度事業、”若手アニメーター育成プロジェクト”の募集案内をJAniCAのWebサイトにおいて公開しました。

募集案内の添付資料2として、プロジェクト計画書も開示しています。制作会社様等の募集期間は、5月21日(金)迄です。情報の混乱を防ぐため、少なくともそれまでの間は、プロジェクト内容、特に予算配分等の関係する管理運営面については、原則として追加情報の開示は行わない方針です。事業説明会の内容に関しては、ご参加いただいた方がBlogに記事をUpしてくださっているようです。

なお、このプロジェクトは始まりに過ぎません。プロジェクト計画をご検討いただいた皆様から、計画の内外を問わず、全体状況をより良い方向へと動かしていくためのもっと素晴らしい方策をお寄せいただけることを心より期待しております。お考えを頂戴する機会としては、受託制作会社選定後の6月ころを考えております。アニメ界隈の皆様、どうぞよろしくお願いいたします。

2010年5月4日火曜日

若手アニメーター育成プロジェクト

この度、JAniCAは文化庁の平成22年度若手アニメーター等人材育成事業(若手アニメーター育成プロジェクト)にかかる業務の採択を受けることができました。私も、JAniCA副代表でアニメーターの神村幸子氏と一緒に、プロジェクトマネージャとしてこのプロジェクトに参加します。

この事業は、メディア芸術であるアニメーションの振興に向けた取組の充実を図るため、将来を担う優れた若手アニメーター等の育成を推進し、もって我が国アニメーション分野の向上とその発展に資することを目的として、平成22年度より新規事業として実施されることになったものです。

プロジェクトでは、募集にご応募いただいた制作会社等の中から、アニメ業界内の有識者による選定・評価委員による選定を受けた4つの制作会社において、一線級の監督の下、若手アニメーターを積極的に起用した制作スタッフにより、平成23年1月末までに、それぞれ現在テレビ放送で主流の30分枠に合わせたOP、ED含め23分程度の短編オリジナルアニメーション、計4作品が制作されます。プロジェクトの主目的は、この制作過程におけるオン・ザ・ジョブ・トレーニングとその実践によるノウハウの獲得・普及です。なお、プロジェクト終了後における作品の著作権は、原則として各制作会社に帰属することになり、また主要制作スタッフについては一定の二次配当権が与えられる見込みです。

年度内の作品完成という厳しいハードルをこれ以上高くすることのないよう、プロジェクト事務局では可及的速やかにプロジェクトの実施準備を進めています。プロジェクト計画書を含めたプロジェクトに関する資料は、5月7日(金)の応募社向け説明会開催後、JAniCAホームページで公開を予定しています。